【2016年9月】トルコ・イスタンブール の治安状況【テロ、クーデターの危険は?観光は可能?】

9月にイスタンブールに立ち寄ったので、昨年訪れたときとの対比もしながら、感じたことを書いていきます。

istanbul

観光客は激減

昨年と比較して観光客は激減しました。

特に去年多くいた日本人やアメリカ人観光客はほとんど見かけなくなりました。観光地やホテルが集結する旧市街スルタンアフメット地区を3時間歩いても日本人を一人も見かけないくらいです。いまではサウジアラビアからの観光客が一番多くなったそうです。

そのため観光業は大打撃を受け、今年に入って廃業した土産物屋も結構あるそうです。

 

テロ

イスタンブールでは2016年になり、外国人観光客が巻き込まれるテロが相次いで発生しています。

 

1月 スルタンアフメット広場 ISによる自爆テロ ドイツ人観光客ら12人死亡

3月 イスティクラル通り ISによる自爆テロ イスラエル観光客ら4人死亡

6月 アタテュルク国際空港  ISによる自爆テロ、乱射 45人死亡

 

これらはいずれもイスタンブールのを訪れる旅行者の多くが行く場所です。

スルタンアフメット広場はブルーモスクとアヤソフィアの間の噴水がある広場です。昨年は観光客が沢山居ましたが、今年は数えられるほどの人数になっていました。装甲車

装甲車が停まり、ライフルを持った警察が巡回していましたが、物々しい雰囲気というわけではなく、装甲車と記念撮影をして楽しんでいる人もいました。

新市街にあり、おしゃれな店が立ち並ぶイスティクラル通りは、もともと地元の人が多いということもあり、それほど変化は感じませんでした。

メイン空港であるアタテュルク国際空港はテロ以前からターミナルに入るときに手荷物検査が行われる警備が厳しい空港でした。テロをうけ、手荷物検査場前の入り口にライフルを持った警察が監視するようになっていました。

テロを受けた場所以外にも、地下鉄やフェリーに乗るときに大きな荷物を持っている人には金属探知機による検査を行うなど、セキュリティは強化されたように感じます。

警備は強化されましたが、ISやPKK(クルド労働者党)によるテロがいつ起きてもおかしくない状況であることに間違いありません。

 

クーデター

7月15日、軍の一部の反大統領派がボスフォラス海峡にかかる橋を占拠、アタテュルク国際空港を包囲しました。これに立ち向かった市民らがアンカラと合計で290人死亡しました。

クーデターは翌日には鎮圧され、クーデターに関与した多数の軍関係者や公務員が処分を受けました。

7月20日、エルドアン大統領はクーデターを起こしたギュレン派を一層するため3ヵ月の非常事態宣言を発令しました。10月にはさらに2017年1月までの延長が決定されています。

非常事態宣言は一般市民の生活に影響するものではなく、観光客にとって支障になるものでもありません。

とはいえ今後も反大統領制派による抗議行動などが発生する可能性もあるとされているので注意が必要です。

 

 

観光は可能か

イスタンブール フェリー

危険性は排除できませんが観光は可能です。

モスクや博物館などの施設は従来通り営業しています。

 

観光客が減少に伴い、宿泊施設や土産物屋、レストランが過剰供給になっているため安くなるという利点もあります。

去年は1泊10ユーロだったホステルが6ユーロになっていました。

話を聞いた絨毯屋の店員も、今年はじゅうたんを安売りせざるを得ないので買うなら今年がチャンスだと言っていました。これはセールストークの側面もあるでしょうが、ある程度は本当だと思います。

 

とはいえ、やはりテロなどの事件に巻き込まれる可能性は他のヨーロッパの都市と比べて高いので、今イスタンブールに行くことはおすすめできません。

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