【天津航空】羽田から天津経由、西安へ
天津航空を利用して西安に行ってきました。
往復8700円で購入
往復8721円と激安だったため、特に旅行に行く予定はなかったのですがチケットを衝動買いしてしまいました。
東京からLCCが飛んでいる上海や香港、武漢、重慶ならいう往復1万円くらいで取れることはそんな珍しくないですが、西安にそんな値段で行けることはなかなかないです。
しかも天津航空はLCCではないので、荷物も23kgまで預けられ、機内食も出ます。
この価格は別にセール価格とかではないので2016年11、12月は日にちを選べば結構安く行けるチケット売ってました。往復6000円くらいのもありましたよ。
購入したのは中国の旅行サイトCtripです。最近Skyscannerの検索結果にCtripが用出てくるなと思っていたのですが、どうやらCtripがSkyscannerを14億ポンドで買収したようです。
チケットを買ったものの、天津航空に関する日本語の情報がネットにほとんどなかったです。搭乗記や口コミも一個もなかったです。一応日本には羽田、関西、新千歳、那覇、静岡、函館、北九州の7都市に就航しているはずなんですけどね。
tripadviserでも英語の口コミが2件だけでした。ちなみに中国国際航空は1026件、中国東方航空は880件もあります。天津航空どんだけマイナーなんでしょうか。
羽田→天津
情報が得られないまま向かえた旅行当日、午前2時発の便に乗るために京急の終電で羽田空港に行きました。天津航空のチェックインカウンターも全く並んでいなかったです。対象的にlccの吉祥航空やピーチの上海行きとかすごい並んでいました。
係員は皆日本語が話せる中国人のような感じでした。往復で予約しているにもかかわらず、「帰りのチケットありますか」と聞かれ、持っていると答えると「何日ですか」と尋ねられるというちょっと不可解なやり取りはあったものの普通に発券できました。
ゲートも出国審査場出てすぐの便利な場所でした。
定刻の2:00、天津航空GS7990便 天津浜海国際空港へ向け離陸しました。
客は9割中国人で、残りは日本人10人、欧米人数人くらいでした。
一番後ろ窓側あてがわれた、隣2席空席で1列独占できました。長距離フライトならかなりうれしいですが、天津まで3時間なので正直どうでもよかったです。
機材はA320で、席はちょっとボロいが狭くはなかったです。
深夜便だからなのか大声で話すひとはおらず、今まで利用した日中間の路線で客層はダントツによく感じました。ただ、LCCでないにもかかわらず機内持ち込み荷物が多い人が多いので荷物棚確保は大変です。
安定飛行に入ると薄味のチーズピーナッツとドリンクが提供されます。
わざわざドリンクのおかわりいるか聞いてくれ、手元灯点けずに本読んでたら点けてくれるほど対応は親切、笑顔で英語okとサービスはかなり好印象でした。
20分遅れの4:45天津浜海国際空港に到着しました。
天津浜海国際空港
入国カード書いて審査を受けす。中国の出入国では基本的に何も質問はされません。
深夜の国際線ターミナルは人がまばらでした。
ここから国内線専用の第2ターミナルに移動しないといけないんですが、これが結構難しいです。特に案内はなく、何か所かに矢印で方向が書いてありますが適当すぎて、初めてだと100%まよいます。自分と同じように迷ってるっぽい人も結構いました。
国際線用の第1ターミナルから国内線用の第2ターミナルは隣接しているので実際は5分あれば十分移動できます。
外からでも中からでも移動できますが、中のほうが簡単で寒くないのでここでは中から移動する方法を書きます。
第1ターミナルの到着フロアについたらまず2階の出発フロアに登ります。
そして一番端のチェックインカウンターD近くに2号航站楼と書かれた通路への入り口があり、両サイドにレストランのテーブルが並んでいます。
通路を50メートル歩くとそこはもう第2ターミナル出発フロアです。
こう見ると簡単に見えますが、案内の矢印が適当すぎて結構難しいです。
第2ターミナルでは一夜明かしたように見える人が多くいました。
チェックインカウンター6時まで開かず、オープンしたら行列で30分並ばされました。
荷物検査では荷物開けられてモバイルバッテリーの容量を確認されました。
どうやら100mh以上のバッテリーを機内に持ち込むには事前に許可が必要なようです。一般的なモバイルバッテリーは100mhを超えることはまずないので大丈夫だと思います。
ゲートはたくさんあって国内線ターミナルは結構広いです、さすが国内線多い中国だなと感じました。
ゲートからはバスでの搭乗でした。
天津→西安

今度も定刻の7:30、天津航空GS7857便は西安咸陽国際空港へ向け離陸しました。
日本人っぽい人も数人いました。他はおそらく全員中国人です。
機体、内装は羽田からの便と同様でした。
離陸30分後あたりから機内食とソフトドリンクがサーブされます。温野菜とパン、肉まんでした。味は期待できません。水を頼むと330mlペットボトルそのままくれます。
アナウンスも英語があり、乗務員も皆英語が話せていました。
そこまではよかったのでが、フライトモードにしたスマホ使ってたらなんと切れと言われました。フライトモードであることをアピールしてもダメの一点張り。最後は電源を切るところまでしっかり確認されました。後で調べるとこれが中国のルールらしいです。
スマホが使えずボーっとしているとすぐ9:35分に西安に到着しました。
荷物受取場、税関抜けて出口出たところにエアポートバスのチケット売場があり、そこから西安駅まで向かいます。
感想
多少の不満はありますが値段を考えると全く文句は言えないです。
良かった点
とにかく安い
LCCではないので、預け荷物、機内食無料、シート間隔広い
定刻だった
英語対応
偶然かもしれないが中国のわりに客層がよい
悪かった点
中国の規則が面倒くさい。(飛行中にフライトモードでもスマホ使えない。モバイルバッテリーいちいち確認される。)
天津の乗り継ぎがわかりにくい。(決して大変ではないです。)
乗り継ぎ時に預け荷物を受け取り、再度チェックインの必要がある。
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